ルグラのガラス製品は多岐にわたっておりますが、意外にも照明器具は多くは作られなかったようでアンティック市場では稀少です。
特に本品のようなグラヴュールされたものは滅多に見かけません。
斑文ガラスにエッチングでノワゼットの葉や実が浮き彫りされ、エナメル彩が施された美しい小さな吊灯です。
ノワゼットの葉は出始めは赤褐色で次第に緑になり、また茶色に枯れてゆきますが、その色の変化の妙味や実の生り方がよく表現された絵柄です。
真鍮の金具も全てオリジナルのまま保存された珠玉の逸品です。
資料画像はargusvalentines.fr出版Legras (ルグラのカタログレゾネ)からの抜粋です。
電気はフランス仕様ですが、日本でそのまま使えます。
ピン式電球(口金B22)1灯使用になっております。
【サイズ】 | 高さ:全体54cm シェード11cm 直径:24.5cm |
【年代と国】 | 20世紀初頭 フランス |
【サイン】 | エナメルでLegras |
【状態】 | 良好 |