ルナール(狐)と名づけられたルネ・ラリック1926年の作品です。
本来は灰皿として作られたようですがとても小さく、今では専らリングトレーとかピントレーと見做されているアイテムです。
戦後の復刻のない稀少なモデルで、このタイプの灰皿の中でも高価なパターンです。
無色透明や色ガラス版もありますが、本品はブルーオパルセント版です。
しなやかな狐の姿態の特徴がよく捉えられた秀作だと思います。
資料画像はMARCILHAC著カタログ・レゾネからの抜粋です。
【サイズ】 高さ:5.3cm トレー直径:11cm 【年代と国】 1926年 フランス【サイン】 彫りでR.Lalique France N°291 【状態】 良好