琥珀色から赤へのグラデーションが美しい大きなコルネ型花瓶です。
コート・ヴェニシエンヌ*が大らかに施され、口が正にコルネットのように大きく開いた何ともダイナミックなガラスが、マットな金鍍金がされた真鍮の4本足のスタンドに固定されております。
ガラスの色具合やコルネの形などからLRGRASと思われます。
とても華やかで、かつ古風なナポレオン三世風な花器です。
*ヴェニス風ストライプと呼ばれるガラス器の内側を縦縞上に軽く波打たせたスタイルで、19世紀末から20世紀初頭にかけ流行したフランスの実用的なガラス器や花瓶によく見られる手法 )
【サイズ】 高さ(全体):40cm 台座直径:18cm コルネ口径:17cm 【年代と国】 19世紀後半 フランス【サイン】 ありません。【状態】 良好