Edmond ETLING(エドモンド・エトリング)は、1920〜30年代にパリの東駅に近いパラディ通りに店を構え、オリジナル・ブランドの高級ガラス器や美術工芸品を売ったユダヤ系大商人でした。
彼は当時の人気作家達を専属アーティストとして抱え、彼等の作品を雛型にして大手のクリスタルメーカーに発注し、自社ブランド製品として売り出したのです。
型クリスタル製品は定評があり、特にオパルセントガラスのものは人気が高く、美しいものが多数あります。
本品は外側に薔薇の花が立体的にデザインされ、内側はフラットで模様が透けて見える大皿です。
金具などの部品があれば吊灯にしても素敵だと思います。
【サイズ】 高さ:8cm 口径:29.7cm【年代と国】 1920〜1930年代 フランス【サイン】 型でETLING 210 FRANCE 【状態】 良好