セーヴル・ブルーと呼ばれるセーヴル磁器特有の深いブルーのボーダーと落ち着いた色調で手描きされた花絵が美しいお皿です。
ディナー皿のサイズですが、フォークやナイフが当たった形跡が見られないので絵皿として飾られていたものと思われます。
素地にGl03l(?)と読める成形サインが残っているだけで、窯印は削られております。
これは1914年以降(それ以前は斜めのスクラッチ)のセーヴル製品の二級品であることを示しますが、一見どこが問題なのか分からない程度に綺麗ですし、本物であることは間違いありません。
【サイズ】 高さ:3cm 直径:24.5cm【年代と国】 1930年代 フランス【サイン】 上記 【状態】 ブルーの色むら、金彩の抜けなど若干あり。