クリアーとフロスト、凹と凸が交互に放射線状に縞目を成すデザインがスッキリと上品な『コート・アルテルネ・デポリ』（交互縞・
磨り）パターンのシュガーポットです。
幾何学的で近代的なスタイルのようにも見えますが、意外にもバカラの型物の中でも最も古い部類に入ります。
因みに同じパターンで『コート・アルテルネ・クレール』（交互縞・クリアー）も作られました。
資料画像は1893年版バカラ型物カタログからの抜粋です。

【サイズ】　高さ(蓋含む):15.5cm　口径:14cm　台座直径:8.6cm【年代と国】　19世紀末　　フランス【サイン】　型でBACCARAT　No 4982【状態】　良好