『フイユ・ド・リエール』(蔦の葉)と名付けられたルネ・ラリック1919年のたいへん稀少なナイフレストです。
小さな蔦の葉が両端にさり気なくあしらわれ、シックで繊細なビジューのようです。
ガラス工芸家としてのラリックの初期の作品だけに、アール・ヌーヴォーの宝飾デザイナーとしてのエスプリが残る珠玉の逸品です。
葉の部分にはセピア色のパティネがほどこされております。
資料画像はMarcilhac著ラリックのカタログレゾネからの抜粋です。
入手はおろか実物を目にするのも初めての稀少な品で高価でしたが、最初で最後のチャンスと思い、購入いたしました。
【サイズ】 高さ:2.9cm 長さ:8.8cm【年代と国】 1919年 フランス【サイン】 彫りでR.Lalique France【状態】 良好。