『コラント』と名付けられたルネ・ラリック1933年のモデルで戦後の復刻はありません。
ネーミングの由来は、古代ギリシャの建築様式のひとつであるコリント式からと思われます。
コリント式柱頭の特徴である飛び出したアカンサスの葉の装飾を、ラリック流にアールデコ的にデザインした突起が40個も付いた大胆な造形が面白い花瓶です。
稀少なモデルで、初めて目にいたしました。
資料画像はMarcilhac著ラリックのカタログレゾネからの抜粋です。
【サイズ】 高さ:19cm 口径13cm 底径:6.2cm【年代と国】 1933年 フランス【サイン】 かすかにサンドブラストでR.LALIQUE【状態】 良好。底に擦れあり。