アンティックの食卓用塩入れ（サリエール）は美しいものが多くありますが、本品はまるでビジューのような美品です。
バカラのRohanにも似た蛸唐草風なアラベスク模様を透かし彫りした純銀の籠の中に、珍しいルビー色のクリスタルの中容器が入った贅沢で稀少なサリエールです。
しかも、揃いの小さな銀のスプーンまで付いております。
スプーンは塩の酸で銀が腐食しないように先がヴェルメイユされております。
Henri SOUFFLOTは19世紀から20世紀初頭のパリの銀器メーカーとしてのグラン・メゾンのひとつで、1884年から1910年まで純銀製の高級品だけを専門に作りました。
4個1セットで皮や絹を使った立派な専用箱に入っておりますが、2個ずつ2セットにて販売いたします。
塩入れに限らず銘々用のミニ・ジャルディニエールとしてお花を生けて食卓を飾るのも良さそうです。

【サイズ】　高さ:全体3.6cm　クリスタル2.9cm　幅:全体7.6x4.7cm　クリスタル6cmx 3.7cm　銀の重さ:33g　スプーン:長さ7cm 幅1.5cm　重さ8g【年代と国】　19世紀末〜20世紀初頭　　フランス【サイン】　本体と小匙に其々メーカーマークとミネルヴァ　(純度950/1000のフランスの銀の刻印)【状態】　良好