『ピソンリ（タンポポ）』はルネ・ラリックによる1921年のパターンで、戦後は復刻されておりません。
大鉢、平鉢、小鉢、クレセント皿、アイスクリーム皿などがありますが、本品は大きな平皿です。
タンポポの花が咲く前の葉だけを描写したところにラリックの独創性が表れていて秀逸なデザインです。
ラリックのテーブルウェアは本来実用品として作られただけに実際使い込まれたものが多く、本品も引っ搔き疵など多少ありますが、カケなどは無く透明感も保たれております。
タルトやホールケーキの台として、またオードブルやお造りを盛り合わせたり、色々楽しめそうです。
資料画像はMarcilhac著ラリックのカタログ・レゾネからの抜粋です。

【サイズ】　高さ:2.8cm 直径:32cm【年代と国】　1921年　フランス【サイン】　型でR.LALIQUE FRANCE【状態】　良好。引っ搔き疵や擦れ多少あり。