葡萄の房のように見えるデザインがどこかアールヌーヴォー的なマリエンタールパターンは大層人気があり、皿、鉢類、グラス類などに続々展開され、戦後も復刻されております。
本品は比較的珍しい琥珀色ガラスのフィンガーボウルで、ルネ・ラリックによるオリジナル品です。
因みにMARIENTHALはフランスのアルザス地方にある小さな村の名で、マリアの谷という意味のドイツ語の地名です。
アルザス地方最古のマリア聖地として巡礼地になっています。
資料画像はMARCILHAC著カタログ・レゾネからの抜粋です。
【サイズ】 高さ:6.2cm 口径:12cm【年代と国】 1931年 フランス【サイン】 サンドブラストでR.LALIQUE【状態】 良好