ピンク色に染めた白オパリーヌ（ミルクガラス）に水仙の花がぐるりとエナメル彩で描かれた油壷が優しい感じの石油ランプです。
パステルカラーの本体に色を合わせて、ピンク色のチューリップ（シェード）を載せてみました。表面にグラニュー糖をまぶし付けたような半透明のピンクの型吹きガラスで、プリーツスカートのようなボーダーには白オパリーヌのラインが巻かれた凝ったチューリップは電気用ですが、良く似合っております。
ブロンズの台座は牧神らしき顔と蹄のある足の装飾がほどこされた三本足が付いております。
資料画像はBernard Mahot著 “Les lampes à pétrole”（石油ランプ）からの抜粋で、本書では陶製（？）と記載されております。

【サイズ】　高さ（シェード上端まで）:30.5cm 台座直径:12cm シェード直径（最大）:15.3cm　油壷直径:10.4cm【年代と国】　19世紀末から20世紀初頭　　フランス メカニックは英国【サイン】　ありません。【状態】　良好。油壺に色落ちあり。