古いバカラのパウダーボックスには様々な形や色や柄があり、どれも綺麗で夢がある女性らしいアイテムです。
現代ではパウダー(粉白粉)ボックスとして使われることは稀かも知れませんが、コットンやアクセサリー、或いはボンボニエールなど色々に使える『女の小物』的なアンティックとして人気があります。
本品は定番の一つである花形カット蓋付き筒型タイプですが、白オパリーヌにエナメル彩で花を摘む幼女の絵が描かれた大変珍しいものです。
ミルクガラスとも呼ばれるように、まさしくミルク色をしたクリスタルが優しい気持ちにしてくれます。
資料画像はバカラの1916年版トワレット・アイテムのカタログからの抜粋です。
【サイズ】 高さ:7.5cm 胴径: 7.5cm【年代と国】 19世紀末〜20世紀初頭 フランス【サイン】 ありません。【状態】 良好。