ウランガラス*は19世紀後半から20世初頭にかけて欧米で流行し、バカラも独自のウランクリスタル(cristal dichroique)を開発し、少量ですが型物などに反映されています。
本品はジャポニズム的な唐草模様と足の付いた小さな器で、ウランガラス特有の綺麗な黄緑色をしております。
バカラの資料にもこの形状の器は他に見当たらず本来の用途は不明ですが、食卓、机、ドレッサーの上などで色々に使える器だと思います。
*ウランガラスについては
こちらもご参照ください。
【サイズ】 | 高さ(全体):7.1cm 口径:27.8cm |
【年代と国】 | 19世紀後半 フランス |
【サイン】 | 型でBACCARAT |
【状態】 | 良好 |