バッカスの顔が４面レリーフされたクリスタルの塊が支柱になったルネッサンス風なセンターピースです。
大きさの違うクップが２段、更にコルネ型の花器が天辺に付いた豪華版です。
小さいクップとコルネにはグラスシリーズにもある羊歯パターンがエッチングでグラヴュールされております。
大きい方のクップはオリジナルではなく、グラインダーでグラヴュールされたガラスです。おそらくオリジナルが破損したため個人的に作らせたものと思われます。　
このままでも美しく存在感十分なセンターピースになりますが、果物や花をあしらうと食卓が更にゴージャスに華やぐことでしょう。
それぞれのパーツはネジ式で接続されており、簡単に分解できます。
資料画像は1893年版バカラ型物カタログからの抜粋です。

【サイズ】　高さ:60cm 台座直径:17cm　クップ口径:(大)27.5cm (小)22cm　コルネ口径:12cm　重さ:3.7kg【年代と国】　19世紀後半　フランス【サイン】　ありません。【状態】　良好。樹脂製ジョイントパーツに黄ばみあり。