シャトレーヌ*に下げるアイテムの一つで小さな鋏とそれを入れるホルダーがセットになっております。
ロココ風なデザインが施された鋏とホルダーは両方とも銀製で高級品です。
鋏は、紙は何とか切れますが糸は切れませんし、そもそも指を入れる輪が小さ過ぎて指が入りません。
これは鋏としての実用品ではなくジュエリーとして作られたのでしょう。
実用に役立てたい場合は手芸用の切れる鋏と交換しても良いと思います。
また、チェーンを替えてペンダントにするのも良さそうです。
今では稀少な女性的で愛らしいアイテムです。
*18〜19世紀の女性用装身具でベルトに差し込むフックとそこから下がる複数のチェーンに様々な小道具を吊り下げて腰に付けるジュエリー。
参考画像はシャトレーヌに関するネット上の記事から借用しました。
詳しくは
こちら及び
こちらをご参照ください。
【サイズ】 | ホルダー:7.3cmx4.3cm 鋏:6cmx2.8cm |
【年代と国】 | 19世末 フランスに輸入(原産国不明) |
【サイン】 | 鋏とホルダーそれぞれに白鳥(フランスに輸入 された銀製の小品に押される)の刻印 |
【状態】 | 良好 |