Labat & Pugibert(ラバ・エ・ピュジベール)は1877年から1897年まで存在したパリの銀器メーカーです。
かの有名な高級工芸品店l'Escalier de Cristal(エスカリエ・ド・クリスタル)の為に精緻なカトラリーを作った工房として知られており、短い期間に多くの美しい銀器を残しています。
本品はルイ15世とルイ16世様式をミックスしたナポレオン三世時代らしい装飾が施された瀟洒な純銀のティースプーンです。
資料画像は、David ALLAN著『19世紀フランスの食卓のカトラリー』からの抜粋で、本品と同モデルのアイテムが掲載されております。
【サイズ】 長さ:12.9cm ボウル部分幅:2.6cm【年代と国】 1877年〜1897年 フランス【サイン】 メーカーマークと ミネルヴァの刻印(純度950/1000の銀)【状態】 良好。