無色のガラスにヴィトリフィカシオンで葡萄色や茶褐色の斑文が入った渋い一輪挿しです。
一輪挿しといっても首が細く、最も細い箇所は外径で9mm内径はおそらく4mmぐらいですので、茎の細い花しか活けられません。
ドームはこうした鶴首花瓶をBerluze(ベルリューズ)と名付け、 1900年頃から様々な色、柄、サイズ(10cm〜100cmぐらい)でたくさん作りました。
本品は最も小さなものではありませんが、ミニチュアの範囲に入ると思われます。
洗っておりませんが、洗えばもう少し色が鮮やかになると思います。
【サイズ】 | 高さ:17.3cm 口径:1.5cm 胴径:5cm |
【年代と国】 | 1920年代 フランス |
【サイン】 | 手彫りでDAUM ǂ NANCY |
【状態】 | 良好。 |