『ロクサーヌ』はマルク・ラリック(ルネの息子)が1968年に創った高価なグラスモデルで、二人の裸婦と葡萄を組み合わせたバロックなモティーフが特徴的です。
本品はこのシリーズのフエ・ア・シャンパーニュと言われるシャンパン・マドラーです。
シャンパン・マドラーとは、グラスに注がれたシャンパンの泡を消すための小道具で、昔、ガス(泡)が身体に悪いと信じていた人達が使ったようです。
近年ではナンセンス、むしろシャンパンの敵とさえ言われて完全に廃れたアイテムなのですが、金などで出来た携帯用の洒落た高級なものが多く、アンティック小物として扱われております。
ロクサーヌのマドラーは先が細いので、カクテルに沈めるチェリーやオリーブなどを刺すこともできますし、マドラーとしてグラスに添えるだけでもお洒落です。
*写真のグラスは付きません。
Roxane のグラスも
こちら及び
こちらにございます。
【サイズ】 | 長さ:12cm モティーフの幅:2.2cm |
【年代と国】 | 1970年代 フランス |
【サイン】 | ありません |
【状態】 | 良好。 |