ショワジー・ル・ロワはパリ郊外の城下町の名です。
この地に1805年に開かれ1934年まで続いた製陶所H.Boulenger & Cie(1863年以降の社名)で作られた陶器がショワジー・ル・ロワ陶器と呼ばれます。
ジアンやサルグミーヌと並ぶ19世紀フランスの代表的な大手硬質陶器窯の一つで、パリのメトロの壁面に使われたタイルの殆どはここで焼かれたとのことです。
様々な絵柄が印刷されたポピュラーな食器類は、今でもアンティック陶器好きには大変人気があります。
本品は19世紀フランスの街の情景を物語的に描写した絵柄が楽しく、ABの2セットございますが全て絵が異なります。
使いやすい大きさの平皿ですので、ランチやおやつなどにカジュアルにお使いください。
【サイズ】 | 直径:22.5cm 高さ:1.4cm |
【年代と国】 | 19世紀末〜20世紀初頭 フランス |
【サイン】 | HBのモノグラムとCHOISY-LE-ROIの窯印 |
【状態】 | 良好。 |