灯りを入れない時はよく熟れた柿を思わせるような色合いのドゥゲ*の
シェードが3個、それこそ果実が生っているようにぶら下がっています。
灯りを点けると、MULLERの夕焼け色にも似たオレンジ色の
グラデーションが綺麗です。
小ぶりな鍛鉄の台は、捻り棒とバラの装飾がシンプルなラインに
アールヌーヴォー調の趣きを添えており、個性的で素敵です。
とてもコンパクトなので、小さなお部屋や、廊下、玄関などにピッタリ
だと思います。フランス仕様ですが、日本で問題なく使えます。
*DEGUEドゥゲは、パリ近郊のコンピエーニュに工場があった
Cristallerie de Compiegneの経営者David GUERONダヴィッド・ゲロン
の名をもじったブランド名。このガラスメーカーの第1次世界大戦後から
第2次大戦までの時代に作られた製品にこのサインがある。
【サイズ】 高さ:52cm 全体の直径:28cm
【年代と国】 1920〜30年代 フランス
【サイン】 全てのシェードにエナメルでDegueのサイン在り
【状態】 目立つ疵やカケも無く、良好。