薔薇の花がアールデコ的に大胆にデザインされたRosesローズは、アールデコ期のバカラにこの人在りと称えられた天才デザイナー、ジョルジュ・シュヴァリエ(1916年から1970年代までバカラで制作を続けた)の1925年〜1930年頃のモデルと言われております。
キャラフやグラスもシリーズで作られ、とても人気があります。
本品は大中小の3サイズ(私の知る限り)ある花瓶の大サイズになります。
大きいのでお酒やワインのボトルクーラーとして、また金魚鉢などにも使えそうです。
資料画像はGiuseppe.CAPPA著"LE GENIE VERRIER DE L'EUROPE"のバカラの項 からの抜粋です。
【サイズ】 | 高さ20.5cm 口径: 19.5cm 台座直径:8.5cm |
【年代と国】 | 19世紀末〜20世紀初頭 フランス |
【サイン】 | アシッドのマーク |
【状態】 | 内側下方に無数の浅い引っ掻き傷あり。 台座縁に4mmほどのチップあり。 |