半ばアールヌーヴォー、半ばジャポニズムの美しいジャルディニエールです。
19世紀の装飾モティーフとしてのチューリップの定番であるパーロット系チューリップが盛り上げ金彩でアールヌーヴォー的にうねるような線で描かれており、台座のメタルのデザインと良く似合っております。
台座はブリタニウムに金鍍金を施したもので、本体と石膏で接着されております。
資料画像は、バカラの1907年版テーブルウェアカタログからのコピーで、本品とは柄違いのカットグラヴュール版が掲載されておりますが、サイズ、フォルムは同じです。
【サイズ】 | 高さ:9.5cm 幅:29.5cm 奥行:14.5cm |
【年代と国】 | 19世紀末〜20世紀初頭 フランス |
【サイン】 | ありません。 |
【状態】 | 良好。口縁と台座脚に金彩の剥げあり。 |