19世紀末に創られて今尚続いているBaccaratのロングセラー
"Bambous Tors"(捻り竹)パターンのプラフォニエです。
宝石のようにカットされたクリスタルのドロップが段階的にサイズを
変えて連なり、籠のように灯りを包んでキラキラと輝きます。
まるで人形の家のシャンデリアででもあるかのように小さくて、可愛い
プラフォニエです。玄関や廊下などにいかがでしょうか。
最後の画像は1907-1908年版バカラ照明器具カタログからの抜粋で、
電気照明器具の項のプラフォニエ(天井灯)のページです。
サイズは直径20cm〜40cmまで7種類あり、本品は小さい方から2番目
のサイズです。電球は1灯式になっております。
籠の丸みを保つために内側に張られたチェーンで上下の皿部分が
繋がっており、外側のドロップは1連毎にに真鍮の針金で繋がって
おりますが、針金の曲げ加減で長さが微妙に違ってたるみ具合に
差が出ます。気になる場合は自由に手直しが可能です。
【サイズ】 高さ:28cm 直径:22cm
【年代と国】 19世紀末〜20世紀初頭 フランス
【サイン】 ありません。
【状態】 良好。