型でレリーフ模様を施した無色透明なクリスタルの皿の高台部分にコバルトブルーを被せ、八角籠目文カットを施した非常に稀少で美しいサン・ルイのお皿です。
フランスで型クリスタル製品が作られ始めて間もない1840年頃のものと思われます。
古い型クリスタルの皿というだけでも珍しいのに、更に色被せ切子が入ったものを実際目にするのは初めてでした。
資料画像はGerard INGOLD著SAINT-LOUISからの抜粋で、本品と同じパターンのレリーフが施されたコンポート(1836年製)と、同じ色被せ切子が入ったお皿(1840年製)が掲載されております。
【サイズ】 | 高さ:2.5cm 直径:21.8cm |
【年代と国】 | 1840年頃 フランス |
【サイン】 | ありません。 |
【状態】 | 良好。 |