スミレやバラの花がアール・ヌーヴォー調にレリーフされたガリアの小さなramasse miettesラマス・ミエット(食卓用パン屑取り)です。ガリアはフランスの代表的な銀器メーカーであるクリストフルが、アールヌーヴォーからアールデコ期にかけて作った一部の製品に銘打ったブランド名で、材質は柔らかいラインの造形に適した錫などを混ぜた合金(alfenide)が用いられ、従来の銀メッキ製品より耐久性が高かったといわれます。
また、当時の流行を反映したデザイン重視の美しいものが多いのも特徴です。
本品は大事に使われたようでまだピカピカと十分美しく、使用にも耐えます。
アール・ヌーヴォーの造形美を愛でながら優雅に普段使いしませんか。資料画像はCHRISTOFLEの刻印についてのサイトからの抜粋です。
【サイズ】 | 塵取り:長さ23.3cm 幅:23.5cm ブラシ:高さ4cm 長さ34.5cm |
【年代と国】 | 20世紀初頭 フランス |
【サイン】 | Alfenide(洋銀)、製品番号、 ORFEVRERIE GALLIA の刻印 |
【状態】 | 良好 |