ディアモン・ピエールリーと呼ばれる八角ダイヤ型、日本でいうところの八角籠目文パターンは、20世紀初頭のバカラの人気パターンの一つです。
本品は食後のシャンパンに添えるビスキュイ・ア・ラ・キュイエールの為のビスケットジャーです。
蓋や取っ手はメタル・ブランと呼ばれる洋銀製なので鍍金が剥げて真鍮の色が出てくることがありません。
資料画像は1907年版バカラテーブルウェアカタログからの抜粋です。
【サイズ】 | 高さ(本体):13.5cm 胴径(最大):12.2cm 底径:10.4cm 重さ:1.33kg |
【年代と国】 | 19世紀末〜20世紀初頭 フランス |
【サイン】 | 型でBACCARATと DEPOSE 金属部分にMETAL BLANCとBACCARATの刻印 |
【状態】 | 良好。底の折山部分に1箇所カケあり。 |