とてもユニークで優雅な形をした大きめのカップ&ソーサーです。
今では両手付きカップといえば浅いスープカップか赤ちゃん用マグに限られるようですが、昔の西洋ではココア用または手が震える人用のカップだったようです。
その昔ココアはエキゾティックで贅沢な飲物だったらしく、アンティックのココア用ポットやカップには凝った美しいものが多いように思います。
本品はそれほど古い時代のものではないので、懐古趣味的にデザインされたものと思われます。
リモージュのジロー窯は綺麗な絵付けで知られており、本品も淡いピンクと金彩のリボンや色とりどりのガーランドが美しく手描きされております。
深さが有りますので独りでゆっくり熱い飲物を楽しむのによろしいと思います。
【サイズ】 | カップ:高さ8cm 口径:8.5cmx6.8cm 受け皿:高さ3.5cm 幅14.2cmx11.5cm |
【年代と国】 | 1920年〜1930年代 フランス |
【サイン】 | グリーンでGIRAUD LIMOGES FRANCE |
【状態】 | 良好。 |