ミュゲ(鈴蘭)と名付けられたルネ・ラリックによる1937年のモデルで戦後も復刻されましたが、本品は稀少なオリジナル版です。
無色透明のガラスのお皿に裏から型で陰刻され白いパティネが施された鈴蘭の花が散りばめられており、表側から見ると鈴蘭がパールのような光沢を帯びて立体的に見えます。
ラリック得意のインタリオ手法が効果的に用いられた美しい器です。
デザート皿とされておりますが、サラダや前菜などお料理に使えるサイズです。
資料画像はMarcilhac著ラリックのカタログレゾネからの抜粋です。
【サイズ】 | 高さ:2cm 直径:21cm |
【年代と国】 | 1937年 フランス |
【サイン】 | サンドブラストでR.LALIQUE |
【状態】 | 使用による擦り疵多少あり。 1枚の高台にチップあり。 |