和食器とコーディネートしても相性が良いためか、日本でとみに
人気が高い1931年生まれの“ROHAN”のリキュールグラスです。
エッチングで刻まれた蛸唐草によく似たアラベスク模様が、
透明クリスタルの表面をレースのように覆い、冷たい飲物を
入れると半透明の霧氷のように見え、とても綺麗です。
この模様パターンは全てROHANと総称されてしまっておりますが、
実はシェイプによって名前はそれぞれ異なり、本品は正式には
Chateaubriandシャトーブリアンと呼ばれていたようです。
(現行のROHANと同じシェイプの丸くてショートステムのタイプが
ROHANと呼ばれていたようです)
とても小さくて可愛らしいグラスです。強いお酒をキュッとやる為の
ものですが、日本酒や果実酒の女性用の杯として、またキャヴィア
などの珍味や黒豆などにもよろしいかと思います。
【サイズ】 高さ6.2cm 口径4.5cm
【年代と国】 1930年代前半 フランス
【サイン】 ありません。
(グラス類にバカラのマークが入るのは1936年以降です。)
【状態】 良好。