鮮やかなブルー(写真では黒ずんで見えますが)と金彩で縁取られた白磁にフレッシュな色調で絵画的に手描きされた花絵が美しいお皿です。
ジャケルというメゾンについての詳細は不明ですが、19世紀半ばには既にパリの中心部リシュリユー通り(後にラ・ペ通り)で営業しており、リッチに装飾された高級陶磁器を多くリリースしていたことは知られております。
お皿の裏にはそれぞれScabieuse=西洋松虫草、Jacinthe double=八重ヒヤシンス、Rose jaune cent-feuilles=黄色い薔薇 ケンティフォリア と描かれた花の名前が記されております。
【サイズ】 | 高さ:2.2cm 直径:23.3cm |
【年代と国】 | 1880年頃 フランス |
【サイン】 | 金彩でJacquel rue richelieu paris |
【状態】 | 良好。金線の薄れや窯キズ若干あり。 |