ピヴォワーヌ(シャクヤク)と名付けられたルネ・ラリック1937年のモデルで、戦後の復刻はありません。
フランス語では牡丹もピヴォワーヌですが、牡丹よりもシャクヤクの方が圧倒的に多く見られますし、切り花で売られているのはシャクヤクですから、ラリックがモティーフにしたのはシャクヤクだと思われます。
まだ開き切らない半ば蕾状態の芍薬の花がランダムに散りばめられたデザインは、ポップでフレッシュな感じすらします。
資料画像はMARCILHAC著カタログ・レゾネからの抜粋です。
【サイズ】 | 高さ:17cm 口径:16.3cm 重さ:2kg |
【年代と国】 | 1937年 フランス |
【サイン】 | サンドブラストでR.LALIQUE FRANCE |
【状態】 | 良好。 |