『ピソンリ(タンポポ)』はルネ・ラリックによる1921年のパターンで、戦後は復刻されておりません。
本品はサラダボウルぐらいの大鉢ですが、同じパターンでサラダ用クレセント皿、大皿、アイスクリーム用小皿が作られました。
タンポポの花が咲く前の葉だけを描写したところにラリックの独創性が表れていて秀逸なデザインです。
本品はプロテクションと装飾を兼ねた銀縁が嵌められております。
資料画像はMarcilhac著ラリックのカタログレゾネからの抜粋を編集したものです。
【サイズ】 | 高さ:9cm 口径:24cm |
【年代と国】 | 1924年 フランス |
【サイン】 | 型でR.LALIQUE FRANCEと彫りでN°3215 |
【状態】 | 良好。使用による小キズあり。 |