コンパクトでかつ非常に充実した感じのする珍しいシャンデリアです。
バカラの初期の電気用チューリップ(シェード)が3灯付いており、なかなかの高級感があります。さすがバカラの透明度とカットかと見紛うカッチリとした型のおかげで、光が反射してキラっと輝きます。(資料画像は1907年版バカラ照明器具カタログからの抜粋です。)
天井飾りのパルミエやシンメトリックなアカンサス、炎などの装飾はEMPIRE(帝政時代)様式を懐古したスタイルで、男性的で渋く、ブロンズの質もしっかりしております。
瀟洒なチューリップと不思議とよく似合います。
電気はフランス仕様ですが、日本でそのまま使えます。
ピン式電球使用になっております。
【サイズ】 高さ:38cm 全体の直径:約40cm
【年代と国】 20世紀初頭 フランス
【サイン】 ありません。
【状態】 目立つ疵やカケも無く、良好。