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ホームARGENTERIE 銀器【PUIFORCAT】ピュフォルカ 銀の苺サーヴァー
商品詳細

【PUIFORCAT】ピュフォルカ 銀の苺サーヴァー

販売価格: 42,000円
数量:
フランスでは苺の季節になると、家庭でもレストランでも専ら苺がデザートの定番、主役になります。
冷蔵庫も無く流通事情も良くなかった昔は、当然ながら季節限定のよほど貴重な果物だったようで、苺専用の豪華なサーヴァーが使われ、銀器メーカーは競って凝ったものを作ったのです。
本品はフランス銀器の最高峰といわれる1820年創業のピュイフォルカ製です。
シャベル部分は苺の酸で銀が黒く変色するのを防ぐためにヴェルメイユ(銀に金メッキをかけたもの)になっていたようですが、今では辛うじて薄っすらと金色が残っている状態です。

資料画像はDavid ALLAN著『19世紀フランスの食卓のカトラリー』からの抜粋です。
本品はシャベル部分は左の画像、ハンドル部分は右の画像のモデルがコンビネーションされております。
左画像の下の説明文には、メゾン・ピュイフォルカの1870年頃の苺サーヴァーで、ロシアモデル、刻印は猪の頭などと記載されております。
右画像はピュイフォルカの1900年頃のカタログのコピーから『RUSSE=ロシア 』モデルのページです。
因みに19世紀のフランスで流行したロシア風カトラリーの特徴はハンドル部分が細い棒状になっている点で、優雅で繊細な装飾がほどこされた物が多いようです。
ピュイフォルカのロシアモデルでは3種類のハンドルパターンを使い回したようです。

【サイズ】 長さ:23.5cm シャベル幅(最大):8.5cm
【年代と国】 1870年〜1900年頃 フランス
【サイン】 猪の頭(純度800/1000のフランスの銀)と
 メーカーマークの刻印
【状態】 良好