ROBJロブジュは、1910〜30年頃パリに存在したオリジナルでアーティスティックな高級小物をプロデュースしたブランドで、事業半ばで事故で亡くなった創始者Jean BORNの名前をもじったROBJ のマークが付いた陶磁器やガラス製品は、シックでモダンな贈り物の代名詞のように一世を風靡したようです。
電気の熱で香水やアロマオイルを焚くヴェイユーズを兼ねたロブジュのパフュームランプは良く知られており、ヴァリエーションも豊富ですが、本品のようなランプベルジェ*は珍しいです。
一見アールデコ的アラベスク模様のようですが、よく見ると実の付いた木の枝にオウムが何羽も止まっている絵柄が型でレリーフされており、綺麗なブルーグリーンのパティネが施されております。
新品と思われる純正の芯、バーナーが付いておりますので、アロマオイルさえあればすぐに使えます。
アロマを焚いている時用の安全キャップ(飾り蓋)は付いておりません。
ランプベルジェの使用法及びオイルや部品の入手については下記のサイトをご参照ください。
ランプベルジェ日本正規代理店
https://www.dchl.co.jp
アロマランプ専門店ノエル
http://www.noel-lamp.jp/fs/noel/c/lamp2
*1898年にモーリス・ベルジェが特許を取得し、1902年から商品化され現在まで続いているランプベルジェは、アロマランプの代名詞のように世界中にその名を馳せ、1930年代にはバカラ、ラリック、ガレなどビッグネームとのコラボ製品も作られました。
【サイズ】 | 高さ(蓋含む):16cm 胴径:7.5cm 口金直径:(外)2.3cm (内)1.4cm |
【年代と国】 | 1930年代 フランス |
【サイン】 | ガラスに型でRobj PARIS |
【状態】 | 口の内側(ガラス部分)に直しあり。 |