ゆるくコート・ヴェニシエンヌ*が施された無色透明の素地に金彩でローリエのフ縁模様が描かれた大きな蓋物と揃いの受皿のセットです。
ダモン*のテーブルウェアは多種多様なデザインのものがありますが、オウナーのセンスと思われる素敵な統一性があり、いつも必ず目を惹かれます。
晴れの日の食卓にふさわしい器ではないでしょうか。
*ヴェニス風ストライプと呼ばれるガラス器の内側を縦縞上に軽く波打たせたスタイルで、19世紀末から20世紀初頭にかけ流行したガラス器や花瓶によく見られる手法
*ダモンは、Louis Damon ルイ・ダモン(1860-1947)が1887年にオウナーになったパリのマドレーヌ広場にあった”Vase Etrusque”(エトリュスクの壺)という高級工芸品店で売られたガラスや陶器に見られるサインです。
ガラスはドームに発注し、時に自社のアトリエで更に加飾したと言われます。
【サイズ】 | 本体:高さ(蓋含む)12.8cm 口径17cm 受皿:高さ2.5cm 直径24.7cm |
【年代と国】 | 1930年代 フランス |
【サイン】 | Damon & Delente 20 Bd Malesherbes Paris |
【状態】 | 良好 |