Christofleや、Puiforcatと並ぶフランスの高級銀器メーカーとして
19世紀後半から20世紀初頭にかけて有名だったSAGLIERサグリエは
数々の名品を残しています。(アールヌーヴォー期のDAUMや
LEGRASのガラスと組合わせた逸品はよく知られています。)
中空の透明クリスタルにハンドグラヴュールで竹(と思われる)の葉が彫られ、金彩と銀彩がほどこされた豪華なサラダ・サーヴァーです。
サラダはフランスの家庭の食卓には欠かせないものだけに、クリスタルのサラダボウルや銀と象牙のサーヴァーなど豪華なサラダ用食器が沢山あります。
本品はバカラとのことで購入しましたが、クリスタルリーは特定できませんでした。
金属部分は銀メッキまたは洋銀と思われますが、たいへん状態が良く、剥げやへこみもなくきれいです。
【サイズ】 長さ(全体):28cm 幅(最大):4cm
【年代と国】 19世紀末〜20世紀初頭 フランス
【サイン】 柄にサグリエのマーク
【状態】 良好。 金銀彩のくすみあり。