表面がジヴレされたアメジスト色のガラスにアイリスの花が金色で
エナメル彩された角筒型花瓶に、花が透かし彫りされた銀メッキの
飾り金具が装着されております。
アール・ヌーヴォー期のDaum やLegrasのガラスとメタルワークを
組み合わせた逸品で知られる銀器メーカーSaglierの作品です。
ガラスはLegras と思われます。
彫りの深い飾り金具は何故かアイリスではない花がデザインされて
おり、飛び出している部分のメッキが剥げている箇所も若干見られ
ますが、サグリエならではの美しい細工がされております。
【サイズ】 | 高さ:17.5cm 幅:ガラス5.5cmx5.5cm 台座5.7cmx5.7cm |
【年代と国】 | 19世紀末〜20世紀初頭 フランス |
【サイン】 | 底に 金彩でVictor Saglierのマーク |
【状態】 | 良好。メタルに汚れ(黒ずみ)あり。 |