アンティック 姉妹社

Königliche Porzellan Manufaktur （王立磁器製陶所）を略したKPMの名で知られるベルリン窯の果物籠です。
細かい透かしが全体に入っており本当の籠のようです。
花絵も見込みのブーケのみならず、器の内外の随所に色とりどりの小花を散らした手の込んだ絵付けがほどこされております。
高台部分にはフランスで後付けされた銀の飾り帯が巻かれており、
更にリッチな仕上げになっております。
青い笏のマークのみで宝珠のスタンプがありませんが、1832年以前の製品と思われます。（底に鑑定結果のメモと思われるシールが貼られております。）

【サイズ】	高さ(取っ手含む):10.5cm 幅:25.5cm 　奥行:18.5cm　底の幅:19.8cm
【年代と国】	19世紀前半　　ドイツ
【サイン】	青い王笏のマークに二級品を示すスクラッチ 　1本あり 　銀部分にミネルヴァ(純度950の銀)の刻印と 　A.RISLER & CARRÉ PARIS(1897-1912）と 　マーク。
【状態】	良好。マークのスクラッチの事由と思われる 　焼成時に入った小さな亀裂あり。