アンティック 姉妹社

ディアモン・ピエールリーと呼ばれる八角ダイヤ型、日本でいうところの八角籠目文パターンは、20世紀初頭のバカラの人気パターンの一つです。
本品は食後のシャンパンに添えるビスキュイ・ア・ラ・キュイエールの為のビスケットジャーです。
シルバープレートの蓋や取っ手がこのパターンとしては珍しく装飾的で、A.FRENAISアルモン・フレネ社(1877〜1927 パリ）の
刻印があります。
高台部分にもメタルが嵌めてあり、リッチヴァージョンです。
資料画像は1907年版バカラテーブルウェアカタログからの抜粋です。

【サイズ】	高さ(蓋のつまみ含む):18cm 胴径:12cm 　底径:9.6cm　重さ:1.37kg
【年代と国】	19世紀末〜20世紀初頭　　フランス
【サイン】	型でBACCARATと DEPOSE 　金属部分にA.FRENAISのロゴとマーク
【状態】	良好