白いオパリーヌ*に型で朝顔がレリーフされ、エナメル彩と金彩で着色された大きな花瓶です。
19世紀半ばにバカラはこうした型吹きオパリーヌの花瓶を様々な意匠で作りましたが、朝顔や蔦などの蔓植物がスパイラル状に巻き付いたデザインが多く見られます。
花形の台座部分が可愛らしく、また安定感があります。
A、Bの2本ございますが、エナメル彩色に多少の違いがある程度で品質的には殆ど変わりません。
*ガラスやクリスタルの種に石灰などのカルシウム系鉱物を混入して作る半透明もしくは不透明なガラス
【サイズ】 | 高さ:32.5cm 口径:12.3cm 台座径:9.3cm |
【年代と国】 | 1845年〜1870年代 フランス |
【サイン】 | ありません。 |
【状態】 | 良好 |