白磁に青磁色の暈しを入れた素地に、白とグリーンの濃淡で朝顔が
手描きで絵付けされた綺麗な花瓶です。
ヴェルメイユされた銀の口金と台座が嵌められており、高級感があります。
絵柄はアール・ヌーヴォー的であり、またジャポニズム風でもあり、
暈しが効いた奥ゆかしい絵付けと釉薬のとろりとした感じが好もしい花瓶です。
ドイツのテュリンゲンに1875年から1976年まで続いたメッツラー&オルトロフという窯の作品ですが、飾り金具はフランスで付けられたものです。
【サイズ】 | 高さ:17.5cm 口径:4.5cm 台座直径:6.8cm |
【年代と国】 | 19世紀末 ドイツ/フランス |
【サイン】 | 1890年から1945年まで使われた窯印 口金と台座に純度950/1000の フランスの銀の刻印 |
【状態】 | 良好。 小さな釉ハゲ1箇所、口金のへこみ1箇所あり。 |