大きく弓なりに反った曲線が実にアールヌーヴォー的な真鍮台と、
ピンクと紫が交じり合った斑文が美しいドームのシェードが良く似合っており、耽美的な雰囲気が漂うランプです。
台座部分には鋭い爪のあるフェニックスの足と羽根がデザインされており、先端は鞭がうねるような返しのある典型的なアールヌーヴォーのモティーフが見られます。
ドームの斑文ガラスは同系色の渋い色調が多いのですが、1910〜20年代にはこのようなコントラストの強い配色のものもあります。
電気はフランス仕様ですが、日本でそのまま使えます。
手元スイッチ付き、ピン式電球(口金B22)使用になっております。
【サイズ】 高さ(最大):37.5cm 奥行(最大):29cm
台座:18cmx14cm シェード:高さ14cm/胴径9.7cm
【年代と国】 1910〜20年代 フランス
【サイン】 シェードにアシッドでDAUM キ NANCY FRANCE
【状態】 良好。 脚に5mmほどの穴が一つあり。