グラヴュールパターン『ミモザ』モデルの中深皿3枚です。
19世紀から20世紀初頭までのバカラでは、それぞれのモデル全て、カタログにその都度図版が掲載されていない様々なアイテムや多種サイズのグラス類が作られたようで、そのラインアップがカタログ2ページに渡って1モデルを例に図版とアイテム名が示されております。
それによると、本品はMimosaモデルのキャラフ置きとして作られたものであることが分かります。
キャラフを置いてしまうにはあまりに綺麗なものと思いますが…。
お皿として使っていただきたい美しいアイテムです。
資料画像は1907-1908年版バカラテーブルウェアカタログのMimosaモデルのページです。
これによると、タイプは軽いクリスタル、フォルムは4529番、グラヴュールはクラックレ(バカラでは深めに彫ったエッチングのことらしい、因みに浅いエッチングはヴェニス風と記載)
【サイズ】 | 高さ:2cm 口径:14cm 底径:11cm |
【年代と国】 | 19世紀末 フランス |
【サイン】 | ありません。 |
【状態】 | 良好。小疵若干あり。 |