究極のアール・ヌーヴォーと言っても過言ではないと思います。
マロニエの葉と実を模った鍛鉄のオブジェが、或る種の凄みさえ感じさせる妖しい美しさで迫ってきます。
朽ちかけた葉に半ば隠されたドームの小さなシェードが、灯りを入れるとまるで生き物が息づいているかのように見え、更に迫力が増します。
怖いような、でも見ずにはいられないような、強力な魅力を発する不思議なランプです。
ドームのこのような小さなシェードも珍しいものですが、RICHARDとサインされた鍛鉄台はおそらく彫刻家の一点作品と思われます。
電気はフランス仕様ですが、変換プラグを付けますので日本でそのまま使えます。
手元スイッチ付き、電球はピン式B22口金タイプ使用です。
【サイズ】 高さ:(全体)37cm (シェード)8cm 台座:幅12cm奥行21.5cm
【年代と国】 1900〜1910年代 フランス
【サイン】 シェードに彫りでDAUMキNANCY France
【状態】 良好。シェードに一部スレあり。