ルイ15世風なロカイユ模様の変形といいましょうか、白鳥の羽のようなデザインがユニークなスプーン6本に、やはりクリストフル社製のティーストレーナーをセットしました。
スプーンはフランスの一般的なティースプーンのサイズより小さめで、当時のカタログによるとティーとコーヒー兼用スプーンとのことです。
手持ち式のティーストレーナーは、可愛らしい形の茶漉し部分にあっさりとしたルイ15世風デザインの柄が付いております。
因みに、同じデザインの茶漉しが柄の無いポットの口に挿し込むタイプのストレーナーにも使われています。
資料画像は、1906年のクリストフルのカタログからの抜粋です。
【サイズ】 | スプーン:長さ12.4cm 幅2.6cm 茶漉し:長さ14.4cm 幅:5.5cm |
【年代と国】 | スプーン:1906年頃
茶漉し:1935年〜1940年代 フランス |
【サイン】 | スプーン: CHRISTOFLEの文字とメーカー・マーク 茶漉し:プレートの厚さを表す数字、メーカー・マーク、 ALFENIDEの文字とマーク
(ALFENIDEはクリストフルの洋銀) |
【状態】 | 良好 |