アンティック 姉妹社

フランスではpique-fleur（ピック・フラー＝花刺し）と呼ばれ親しまれているヴィンテージなアイテムで、直径5〜6cmの小さなものから20cmぐらいのものまであり、丸型や楕円、金属の台や飾りの付いたものなど様々あります。
どんな小さな花も、立たせ難い花も活けられますし、またペン立てや、手芸用の鋏や鈎針などのホルダーとして使う人もいるようです。
大概はフランス製でREIMS（ランス）のガラス工場製と底に型で記されている場合が多いのですが、本品は珍しく英国製で1910年のパテント番号まであります。
フランスの銀の刻印がある銀の帯(輪)は接着されておらず、着脱自由なので本体を洗ったり水の出し入れをする時には外せます。
（ただし花を活ける前に嵌めないといけません。今回うっかり嵌める前に活けてしまい苦労しました。）

【サイズ】	高さ:10cm 直径(最大):14.3cm　底径:10cm
【年代と国】	1910年代　イギリス/フランス
【サイン】	底に型でMAIDE IN ENGLANDとPATENT ナンバー。 　帯にミネルヴァ（純度950の銀）の刻印とメーカーマーク
【状態】	ガラスの中に製造時に入ったと思われるヒビが何箇所か 　ありますが、使用には問題ありません。