青い眼にバラ色の頬をした汚れなき少女が、夢見るような眼差しでお祈りをしている姿が丁寧に描かれた美しい絵皿です。
ほぼ同じ絵柄の陶板画も存在するので、元絵があるようです。
とても達者なタッチで生き生きとリアリスティックに描かれた絵が息を呑むほど美しく、表情の初々しさに胸を打たれます。
マイセンということでしたが、真偽のほどは判りません。陶板画や絵皿に詳しくないのですが、絵の感じはむしろKPMに近いような気がします。
透かし模様やレリーフで装飾されたブロンズ製の額縁も立派なもので、オリジナルと思われます。
(裏の留め金具のうち2個は破損のため後付されたものです。)
【サイズ】 | 直径:額31cm 絵皿(全体)20cm (露出部分)19.7cm |
【年代と国】 | 19世紀後半 国不詳 |
【サイン】 | ブルーの窯印(窯不詳) |
【状態】 | 良好。 |