アンティック 姉妹社

ナナカマド文とかスグリ文とか言われておりますが、私の見解ではサンザシです。
枝に棘があり、ブルーベリーのような形をした実がたわわに生っているサンザシが、白にオレンジを部分的に重ねた上に被せた赤で、アシッドによるカメオ彫りで描かれております。
サンザシの実や葉が部分的に磨かれており、写真では捉え切れませんでしたがその透明な部分を覗くとレンズのように表面のモティーフが映り、まるで奥にも模様が彫ってあるように見えます。
植物を愛してやまなかったエミール・ガレへの追悼を表す★印付きサインがされた1904〜1906年の巨匠の他界直後の作品です。

【サイズ】	高さ:16cm 胴径(最大):9cm
【年代と国】	1904年〜1906年　フランス
【サイン】	カメオのサイン
【状態】	良好